シニア&ワイン
2020年の今年、「女性の二人 に一人が50歳以上になってしまった、ということで嘆いていたら、2024年には、日本の50歳以上の人口が5割を超える、ということを聞き、嘆くどころかこうしては居られない、何かできることをやっておかねば・・・と、実際には猫パンチほどの行動しかできない私だが、そんな私でも何かできないかと、
「シニアライフ」をテーマに自己観察も含めたシニアの暮らしにフォーカスし、感じたことをテーマ別(生きがい・暮らし・&ワイン・ケア/メンテナンス・お洒落・簡単レシピ・健康・ヨガ )に発信する(https://2emstade.themedia.jp)日々を送っている私としては、是非シニアにワインライフを浸透させたい!
ワインを通じて友達ができ、仲間ができる、世界観が広がり、行動範囲も世界に広がる・・・・・と、 ここまでは世代に関係なくすすめる理由として挙げられるが、シニアにこそ私がすすめたい大きな理由、それはワインとは五感で楽しむものだからだ。
例えば音、グラスに注がれたシャンパンの「パチパチ」と弾ける音は、「天使のささやき」、そしてシャンパンボトルから静かにコルク栓を抜くときの"シュッ"という音は「天使のため息」「淑女のため息」と言われている。 次に色。よくソムリエがグラスに注がれたワインの色を注意深く見ているが、これはワインの色によってワインの熟成度合などがわかるからだ。赤ワインの場合、色のベースは赤紫。ところが、熟成するに従って赤紫から赤オレンジへ→レンガ→茶色へと変化していく。 そして香り。ブドウ品種由来の香りは「第一アロマ」、発酵による香りを「第二アロマ」、熟成による香りを「第三アロマ(ブーケ)」と区別されていて、これらを感じ取りながら香りを分析する。
それから味。甘味・酸味・苦味・渋み、これらの味を感じ取って表現していく。 最後に触感。実は渋みというのは、収れん性つまり粘膜を引き締めることを言うので、味覚というよりは一種の触感に近い感覚だと考えられている。こんな具合にワインを味わうことで五感を刺激してくれるので脳トレに最適だ!
”ワイン”という趣味を通じて仲間ができ、ワイン会や試飲会、勉強会など外へ出かける機会も増え、お洒落に気を使いだす人もいるかもしれない。シニア世代にとってはいいことだ。
そして仲間ができると、ますます勉強意欲も増し、もっと知識を得たい、と本を読み始める人もいるかもしれない。中には、セミナーにも通いだし、ライセンスを取得しようとさらに上を目指すシニアまで現れるかも・・・・・
そうして気がつけば、シニア世代のワインライフはキラキラと眩しいほどに輝きだす、という私の目論見だ。 人生に1杯のワインを添えて “À votre santé!”
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